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HIV・エイズの感染経路と症状について

エイズとは後天性免疫不全症候群という病名で、HIVとはヒト免疫不全ウィルスというエイズを発症する原因のウィルスのことです。
このHIVは免疫機能の働きを助けているTリンパ球やCD4陽性細胞に感染して破壊してしまうので、それによって免疫機能が失われて人間の体に悪影響を与えてしまいます。
人間は様々な細菌やウィルスなどの侵入を防御する機能が備わっているのですが、その代表となっているのが免疫力です。
この免疫力が低下してしまうと細菌やウィルスが簡単に体内に侵入してしまうので、多くの病気にかかりやすくなってしまいます。

エイズは感染しても直ぐにその症状が発症するわけでは無く、感染したら二週間程度でインフルエンザに似たような高熱といった症状が起きたりしてHIVウィルスが急激に増殖されていきます。
この初期症状は発症しないケースも有ります。
そして一定量に達すると今度は減少していくために無症状期に突入し、この期間は数年から10年程度ですが、症状こそ出ないだけでウィルスは増加しているので別の人に感染する可能性が高くなっているので注意して下さい。

感染経路は感染した人の血液や体液からで、空気感染や飛沫感染といった感染経路を辿ることは有りません。
そのために感染経路で一番多いのは感染する確率は1%以下と低いのですが性行為からです。
性行為で精液や体液に接触したり性行為でコンドームを使用しないで陰茎をそのまま膣に挿入して動かすと、陰茎も膣も擦れて細かい傷が生じてしまうので膣液や精液で感染してしまうのです。
他には血液感染からで、これは輸血をした場合や出産時に発生することが多く、現在では二次感染を防ぐ制度が構築されているため輸血や出産から感染する危険性は低くなっています。
輸血での感染確率はとても高く注射針を複数の人に使用しても感染してしまうので、医療機関での二次感染防止のための対策は特に重要だと言えるでしょう。

予防方法はコンドームを使うのが最適で、コンドームを使った性行為からの感染は殆ど有りません。
また感染しても早期発見して抗HIV薬による治療を開始すれば完治することは現在の医療ではできませんが、悲観的になる必要はありません。
しかし、HIVに感染しているだけの状態に戻すことが出来るので、免疫力が低下しているため多くの病気を発症しても必ず死んでしまうわけではないので、思い当たる人は少しでも早い検査が重要になってきます。

HIVに感染しないための予防方法

HIVの感染経路は限られている分、予防方法もいたって単純です。
感染経路の中で最も感染者数が多いのは性行為によるもので、セックスの経験がある人なら誰もがリスクを抱えてしまいます。
少しでもこのリスクを減らすためには、不特定多数の相手と関係を持たない事です。

また特定のパートナーだからといって感染する確率はゼロではなく、コンドーム無しでセックスをする事は危険な行為です。
セックスをする際は必ずコンドームを最初から最後まで装着し、お互いの体液が直接触れないように気をつけましょう。
HIVは感染しても特徴的な症状が出ない事が厄介です。
初期症状で自分がHIVに感染していると気付く人はほとんどなく、自分で意識して検査を受けにいかないとずっと感染の有無がわかりません。

そして自分が感染していると知らない間に、他の人にもどんどん感染させてしまう可能性もあるのです。
何かしら思い当たる事があると検査を受けるのも不安ですが、感染率は低い病気なので必ず陽性になるとは限りません。
また早期発見する事は良い事で、早い段階から抗HIV薬を使った治療が受けられます。
医療の進歩とともに抗HIV薬も進化してきており、最近は副作用も少なく、薬を飲んでいても健康な人と同じような生活をする事が出来ます。

さらにHIV感染後、何も治療をせずに放置をしておくとエイズ発症となります。
エイズを発症しても、ちゃんと治療を受ける事で十分延命することはできます。
それでも治療が遅くなると後遺症が出る可能性も否めず、やはり早い段階から治療を受けておく事が大切なのことです。
また自分の恋人や配偶者に感染させないという面からも、積極的に検査を受ける事は意味のあることです。